(送/受信器のセットです)
PVD-1300はDVIモニタを、光ケーブルを利用して最大1Km延長するDVI延長器です。
光ケーブルを使用するので、外部ノイズに強く、環境の優れない場所にも安心して設置できます。
最大延長時でもフルHD(1920×1080)、WUXGA(1920×1200)の解像度を維持します。
■マルチモードで300m、シングルモードで1Km延長
使用する光ケーブルはLC-LCの2芯(2LC)です。
シングルモード、マルチモード両方に対応しており、マルチモードでMAX300m、シングルモードでMAX1Kmの延長に対応しています。
TX(SOURCE)とRX(DISPLAY)に分かれており、赤のシールが送信側TX、水色のシールが受信側RXと目視で分かりやすく、接続ミスを防ぎます。
■防塵カバーと電源ロック
PVD-1300は背面Fiberポートに防塵カバーを取り付けています。
保管の際に防塵カバーを閉めておくことで、小さなチリやホコリなどの侵入を防ぎます。
PVD-1300は電源の抜け落ち防止のため、電源ジャックとプラグは特殊な形状をしており、プラグを差し込んで右に回すとロックがかかり抜け落ちを防止します。
取り外す際は左に回してロック解除です。
※ロックがかかった状態で無理に引っ張りますと電源の破損につながります。ご注意ください。
■対応解像度
PVD-1300は800×600〜1920×1200まで幅広い解像度に対応しています。
ただし、PVD-1300はEDID自動取得機能を搭載していないため、接続初回1回のみPCで解像度の設定を行ってください。
PVD-1300のデフォルト(工場出荷値)の解像度は、WUXGAの1920×1200になっています。
延長モニタが1920×1200以外のモニタ、例えばフルHDの1920×1080推奨モニタだった場合、PCはPVD-1300のデフォルトの解像度で出力するため、延長モニタはオーバースペックで表示しません。
【Win10の例】
この場合、PCのディスプレイ設定で解像度を変更します。デスクトップPCの場合はDVI以外の出力ポート(VGAやHDMIなど)にローカルモニタを直結し設定を行ってください。
Windowsの画面を「右クリック」し「ディスプレイの設定」をクリック。
「ディスプレイの設定画面」で「ディスプレイの解像度」を1920×1200(推奨)から1920×1080へ変更します。
次にその下の「ディスプレイの詳細設定」をクリック。
「ディスプレイの詳細設定」画面の「デスクトップの解像度」が1920×1080になっていることを確認し、「リフレッシュレート」を「60.000Hz」に変更します(インターレスは選択しないでください)。
これで延長モニタが正常に表示されます。
この作業は1回設定すればその後PCやモニタの変更が無いかぎり実行することはありません。
延長モニタが1920×1200以外のモニタの場合は、この手順に沿って1回だけ設定を行ってください。
■分配延長
PVD-1300を使用してモニタを延長する場合、PC側のローカルモニタが必要になった時は、PCに搭載している別のモニタポートを使用するか、DVI分配器を使用して分配延長します。
送/受信器には本体中央にLEDが搭載されています。
機器のステータスはLEDの表示の色で確認できます。
■サイズと同梱品
【サイズ】
【同梱品】
■製品仕様
※製品は予告なく変更される場合があります。予めご了承ください。