CAS-102V4は、HDMIモニタ(および音声)を単体(送受信器のみ)で最大120m延長する延長ユニットです。
ギガビットスイッチングHUBを経由すると、ネットワークの仕様範囲内であれば距離の制限なく延長できます。
CAS-102V4は送信器(Tx)、受信器(Rx)がセットになっています。
■HDMIモニタおよび音声をCAT-6で最大120m延長
CAS-102V4は市販のLANケーブルを使ってHDMIモニタ(&音声)を延長する延長ユニットです。
LANケーブルのカテゴリによって延長距離が変わります。
CAT-5eを使用した時は最大100m、CAT-6を使用した時は最大120m延長できます。
解像度は距離に関係なくフルHD(1920×1080)を表示します。
※大容量の映像データをスムーズに転送するために、Cat,6(1000baseTx対応)のLANケーブルをお奨めしています。
※信号を圧縮して転送していますので、0.03秒程度のタイムラグが生じます。
CAS-102V4はローカルモニタ出力ポートを持っていません。
デスクトップパソコンなど映像出力装置側にモニタを設置する必要がある場合は、HDMIモニタ分配器(HMI01-04)を接続し、ローカルモニタを表示してください。
■ギガビットスイッチングHUB経由で延長
市販のギガビットスイッチングHUB(以下、Gbit-HUB)経由でもモニタを延長することが可能です。
HUBからの距離は、CAT-5eで最大100m、CAT-6で最大120mです。
この接続を利用して、様々なレイアウトが可能です。
例えばLANケーブル1本で延長し、その先にGbit-HUBを接続し、分配または延長する。
例えばGbit-HUBを組み合わせて延長距離を延ばす。
HUB-HUB間の距離は、ネットワーク規格の範囲内の距離で延長します。
接続したHUBに受信器(Rx)を接続することにより、モニタを増設することが可能です。
最大延長距離はHUBの仕様やネットワーク規格の範囲内であれば、制限はありません。
※社内/構内LANに複数の受信器を接続し、常時大容量のデータ(画像データ等)を転送しますと、通信環境に影響(通信が遅くなるなど)する場合がありますので、独立した専用ラインを構築しての延長をお奨めします。
さらに複数のギガビットスイッチングHUBをつなげれば、設置場所に広がりが生まれます。
■ステータス表示
延長先モニタに現在の状況を知らせるステータスが表示されます。
CAS-102V4の背面、LANケーブルを接続するRJ45に2つのLEDが付いています。
緑のLEDは電源LEDで、電源投入で点灯します。
橙(オレンジ)のLEDは「Status」LEDで、送/受信器がリンクするとゆっくり点滅し、モニタ信号が流れると速い点滅に変わります。
■名称と機能/サイズ
■製品仕様
※製品は予告なく変更される場合があります。予めご了承ください。
※1:記載された解像度以外では画面が縮小したり、片寄ることがあります。ご注意ください。
※大容量の映像データをスムーズに転送するために、CAT-6(1000baseTx対応)のLANケーブル(単線)をお奨めしています。
※HUBは推奨スペックを満たしたギガビットスイッチングハブをご利用ください。